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現在位置は、ホームの中の症例9 自律神経の不調についてです。

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■自律神経とは?
自律神経とは、自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能を
コントロールしている神経
の事を言います。 例えば、胃や腸を動かす、血液を
流すなど意識してもできないことを自律神経が行っています。
自律神経は、相反する働きをする「交感神経」「副交感神経」の2つからなり、
これらがバランスよく働くことで、健康状態を保っています。 「交感神経」とは、
活動している時やストレス・緊張している時に働く神経を言い、「副交感神経」は逆に、休息・体の修復をしている時、リラックスしている時に働く神経です。
■自律神経失調症とは?
【主な症状】
・ひどい肩こり ・冷え ・ほてり
・微熱が続く ・片頭痛 ・便秘
・下痢 ・手足のしびれ ・動悸
・息切れ ・息苦しさ ・めまい
・疲れやすい; ・焦燥感 ・不安感

検査では異常が見つからないのに、体や心に症状があらわれます
身体的ストレス、精神的ストレスによるもの、日常生活のリズムの乱れによるもの、ホルモンの変調によるものなどがあり、
それらが複雑にからみあうこともあります。
これらが原因となって自律神経のバランスが乱れ、体や心に
症状があらわれる病気です。
■自律神経失調症の治療
自律神経失調症は、薬を飲めば治るというものではなく、様々な治療を組み合わせて行う必要があります。
心療内科的アプローチがとても重要となります。
1.薬物療法
精神的苦痛が大きい場合は、抗不安薬や抗うつ薬などを処方します。
漢方薬を処方することもあります。
2.認知行動療法
悲観的思考パターンを健全な前向き思考パターンと比較し、考え方の多様性を知り、楽観的思考に傾くよう導きます。

自律神経失調症は、いくつもの症状を抱え、気のせいにされたり、周囲に理解してもらえなかったり、病院に行ってもはっきりした原因がわからず、本人にとって非常に苦しい病気です。
つらい症状を一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談下さい。

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