このページの先頭です
ここから本文です

通信vol.33(「顔面痛(歯口顔舌の痛み)症例」「睡眠のトラブルでお悩みの方へ」)

顔面痛(歯口顔舌の痛み)の症例


三叉神経痛以外の「顔面痛(歯・口・顔・舌の痛み)」の症例紹介です。
〕莟,泙任侶舒沺(39歳 女性)
4年前、歯の外科手術を行い、その後歯痛と顔面痛が出現するようになった。歯科で治療や抜歯を行うが歯科治療は全て無効で口腔外科でもレントゲンなど異常なく鎮痛剤も効果なかった。顔面痛は持続性で時折非常に憎悪し睡眠も不良で家族にも職場にも理解されず悩んで来院された。
⊆N天于
長年病院を転々とし病名もわからず不安でいたが、痛みの原因が歯ではなく、脳内セロトニン系神経の機能不全による痛み感覚の調節不可が原因の「非定型顔面痛」と診断が確定するとひとまず安心された。セロトニン系神経を調整する抗うつ薬による薬物療法と脳内視床下部機能を正常にする星状神経節ブロック療法を行い、今までの疼痛が嘘のように消失し、当たり前でなかった普通の生活がやっと出来ると喜んで頂けた。
9融
非定型顔面痛は歯科治療等をきっかけに突発的な歯痛や顔面痛が生じる疾患です。顔面痛の約3割の方が非定型顔面痛であるという報告もあり珍しい病気ではありませんが、検査を繰り返しても異常がないため、痛みをコントロールするのに医療機関を転々とし、正しい診断を行う専門医に辿り着くまで平均5〜6年かかると言われています。

顔面痛(歯口顔舌の痛み)の症例


三叉神経痛以外の「顔面痛(歯・口・顔・舌の痛み)」の症例紹介です。
〕莟,泙任侶舒沺(45歳 女性)
3年前、突然、舌先にヒリヒリとした火傷のような痛みが発生した。舌や歯や口腔を検査しても舌痛の原因となる炎症や腫れは見つからず、血液検査等も異常なかった。口内炎の軟膏や痛み止めやビタミン剤を服用してもよくならず、一日中舌の痛みが気になりイライラして集中できず、複数の病院を経て、ホームページで当院を知り来院された。
⊆N天于
舌痛症に最も有効な抗うつ薬を中心とした薬物療法を行いながら、舌痛以外に肩こりや不眠の合併症状があるため、自律神経の機能を正常にする星状神経節ブロック治療を行いました。今では舌の痛みはもちろん肩こりや不眠も気にならなくなったと喜んで頂き、又、当院は抗うつ薬とブロック療法を同時に行えるペインクリニックと心療内科が併設する数少ないクリニックなので助かると言って頂けています。
9融
抗うつ薬は、脳内セロトニン神経の情報伝達を促進させ、舌痛症の原因である痛み回路の混線を正常化させます。残念ながら「うつの薬」といった偏見が根強く処方に抵抗のある方がいますが舌痛症を治すために抗うつ薬が必要なのであり、うつ病と診断し抗うつ薬を処方するのではないことをご理解頂きたいです。

睡眠のトラブルにお悩みの方へ

睡眠障害対処12の指針


〜睡眠のトラブルにお悩みの方へ〜
当院の心療内科より睡眠に対する正しい知識や生活習慣に関する「睡眠障害対処12の指針」についてお話します。
/臾音間は人それぞれ.日中の眠気で困らなければ十分睡眠時間の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にはこだわらない。歳をとると必要な睡眠時間は短くなる。
∋彪稱を避け、眠る前に自分なりのリラックス法
就寝前4時間のカフェイン摂取、1時間前の喫煙は避ける。読書・音楽・入浴等自分に合うリラックス方法をみつける。
L欧なってから床に就く.就寝時刻にこだわりすぎない。
眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする。
て韻源刻に毎日起床。
早寝早起きでなく早起きが早寝に通じる。
ジの利用で良い睡眠。
目覚めたら日光を取り入れ体内時計スイッチオン.夜は暗め照明を。
Φ則正しい3度の食事。規則的な運動習慣。
朝食は心体の目覚めに重要.夜食は軽く.運動習慣は熟睡促進。
昼寝をするなら、15時前の20〜30分。
長い昼寝はぼんやりの元。夕方以降昼寝は夜睡眠に悪影響。
眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに。
寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る。
睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止・足ムズムズ感は要注意。
背景に睡眠の病気、専門治療が必要。
十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に。
長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談。車の運転に注意。
睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと。
寝酒は深い睡眠を減らし夜中に目覚める原因となる。
睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安心。
一定時刻に服用し就寝。アルコールとの併用をしない。
秋の夜長に寝付けず睡眠不足でお悩みの方は上記「より良い睡眠のためのヒント」を参考に早めに専門医に相談しましょう。

編修後記

お蔭様で当院は開院8周年を迎えました。


朝ごとに冷気の加わる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。猛暑から秋にかけて大きな気候の変化に体調を崩した方もいらっしゃるのではないでしょうか。又、秋の夜長に不眠で悩んだり、行く秋の寂しさにもの悲しくなったりして、心身共に不調サインを感じたら我慢せずご来院下さい。

最新の記事

通信vol.68「作業療法の症例(手指の症状でお悩みの方)について」「帯状疱疹ワクチンについて」「症状○○はどんなとき強まりますか?の応用編〜不安障害編〜」
(2017/09/01)
通信vol.67「理学療法の症例(肩痛と膝痛)について」「症状○○はどんなとき強まりますか?の応用編〜身体痛編〜」
(2017/06/30)
通信vol.66「頚部神経節ブロックの症例(突発性難聴、うなだれ首)について」「症状○○はどんなとき強まりますか?の応用編〜口・歯・舌痛編〜」」
(2017/05/02)
通信vol.65「頚部神経節ブロックについて」「症状○○はどんなとき強まりますか?」
(2017/03/02)
通信vol.64「新年のご挨拶」「院長インタビュー〜覚悟の瞬間〜」「アサーション」
(2017/01/04)
通信vol.63「院長インタビュー〜覚悟の瞬間(インタビューサイト)〜」「運動療法〜痛みの治療編〜」「慢性疼痛とパニックの共通点」
(2016/11/01)
通信vol.62「リニューアルオープン!拡張しました!」「リハビリ部門の拡張〜運動療法新設〜」「健康365(10月号)当院記事掲載」「パニック障害の治療法〜行動療法と認知療法〜」
(2016/09/01)
通信vol.61「痛み治療の目標(ゴール)設定の重要性」「筋膜リリースのエコー画像」「パニック障害の治療法」
(2016/07/02)
通信vol.60「筋膜リリース」「超音波(エコー)ガイド下ブロック注射」「広場恐怖ってなに?」
(2016/05/02)
通信vol.59- 崘召“痛みグセ”を覚えてしまう前に治療しましょう!」
(2016/03/02)
通信vol.59-◆峅嵎款鼻2016年の傾向)」、「スーパーの行列に並べません! これって病気ですか?」
(2016/03/02)
通信vol.58(「当院の来院のきっかけ」、「当院の来院の多い症状(ペイン部門と心療内科部門別)」、「新タイプの睡眠薬」)
(2016/01/04)
通信vol.57(「かわたペインクリニックの取り組み〜タ少ない麻酔科と心療内科の併設クリニック〜」、「痛くて眠れない時に睡眠薬よりいい薬」)
(2015/11/03)
通信vol.56(「かわたペインクリニックの取り組み〜て端譴閉砲澆亮N邸繊廖◆峭堝伊椣未旅佑方」)
(2015/09/05)
通信vol.55(「かわたペインクリニックの取り組み〜4擬塒預莪貅腟繊繊廖◆崢砲澆粒稜Ч坩戞)
(2015/07/01)
通信vol.54(「かわたペインクリニックの取り組み〜⊆N妬圈繊廖◆崋N展果が上がりやすい痛みの考え方」)
(2015/05/06)
通信vol.53(「かわたペインクリニックの取り組み〜ゝ蚕冓圈繊廖◆屬△覆燭猟砲澆帽△里弔えはないですか?」)
(2015/03/02)
通信vol.52(「腰痛の最新治療について」、「自律神経の不調を整えるためには?」)
(2015/01/05)
通信vol.51(「腰痛の最新治療△砲弔い董廖◆嵜臾音間・睡眠リズムメカニズムの話について」)
(2014/11/04)
通信vol.50(「腰痛の最新治療,砲弔い董廖◆崢砲澆離瓮ニズムと痛みの治療薬について」)
(2014/09/01)
通信vol.49(「痛みの上手な伝え方について」、「痛みの細分化について」)
(2014/07/02)
通信vol.48(「慢性疼痛緩和プログラムの中の精神療法について」、「慢性疼痛について◆)
(2014/05/03)
通信vol.47(「神経障害性疼痛について」、「慢性疼痛について」)
(2014/03/06)
通信vol.46(「骨粗しょう症の治療〜最前線〜」、「メンタル症状に使える漢方薬」)
(2014/01/05)
通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)
(2013/11/03)
通信vol.44(「慢性疼痛の最近の薬物療法について」、「睡眠について知っていると役立つことについて」) 
(2013/09/02)
通信vol.43(「イオントフォレーシス療法について」、「心療内科の薬の減らし方について」) 
(2013/06/29)
通信vol.42(「理学療法の症例“々痛”と“膝痛”」、「認知行動療法について」) 
(2013/05/07)
通信vol.41(「漢方薬の良く効く症例紹介“”痛”と“▲船奪症”」、「心療内科におけるパニック障害の治療について」) 
(2013/03/08)
通信vol.40(「AKA(エーケーエー)療法の症例」「心療内科における不眠治療〜睡眠薬のお話〜」) 
(2013/01/17)
通信vol.39(「わき腹痛・肋間神経痛の症例「抗不安薬のお話」) 
(2012/11/12)
通信vol.38(「背部痛の症例「抗てんかん薬のお話」」「スタッフおすすめ治療〜硬膜外ブロック〜」)
(2012/09/09)
通信vol.37(「頭痛の症例」「痛み測定器ペインビジョン」「抗うつ薬のお話」)
(2012/07/12)
通信vol.36(「かかと痛の症例」「心療内科の薬について」)
(2012/05/09)
通信vol.35(「花粉症の症例」「心理検査」「足底板」)
(2012/02/29)
通信vol.34(「自律神経失調症と冷え症の症例」「社交不安障害」)
(2012/01/11)
通信vol.33(「顔面痛(歯口顔舌の痛み)症例」「睡眠のトラブルでお悩みの方へ」)
(2011/11/09)
通信vol.32(「頚椎症・肩こり症例」「原因不明の痛み、歯・口・顔の痛み」)
(2011/08/31)
通信vol.31(「腰痛症例」「心療内科の心理療法・手技療法の紹介」)
(2011/07/07)
通信vol.30(「帯状疱疹後神経痛の症例」「心療内科の診察室と診察時間の拡充」「トリガーポイント注射」)
(2011/05/11)
通信vol.29(「術後疼痛」「かかと痛」) 
(2011/03/09)
通信vol.28(「花粉症◆廖嵜肝兎皺覆凌翰療法」) 
(2011/01/13)
通信vol.27(「帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛◆廖屬Δ追臓廖法
(2010/12/01)
通信vol.26(「歯・口・顔の痛み」「認知症」)
(2010/09/30)
通信vol.25(「関節内注射」「鍼灸治療」)
(2010/07/15)
通信vol.24(「不眠症」)
(2010/05/27)
通信vol.23(「星状神経節ブロック」「ストレスと病気」)
(2010/03/03)
通信vol.22(「ペインクリニックと心の治療」)
(2010/01/15)
通信vol.21(「硬膜外ブロック」「リンパトリートメント」)
(2009/11/30)
通信vol.20(「肋間神経痛」「ヘム鉄・銅サプリメント」)
(2009/11/06)
通信vol.19(「トリガーポイント注射」「プラセンタ療法」)
(2009/09/01)
通信vol.18(「整膚療法」「認知症予防のサプリメント」)
(2009/05/07)
通信vol.17(「アレルギー疾患」「コエンザイムQ10のサプリメント」)
(2009/03/10)
通信vol.16(「変形性膝関節症◆廖屮哀襯灰汽潺鵝Ε灰蕁璽殴鵑離汽廛螢瓮鵐鉢◆廖
(2009/03/10)
通信vol.15(「冷え性」「メディカルサプリメント」)
(2008/11/24)
通信vol.14(「更年期障害」「ビタミンCのサプリメント」)
(2008/11/24)
通信vol.13(「自律神経失調症」「プロアントシアニジン+αリポ酸のサプリメント」)
(2008/09/03)
通信vol.12(「変形性股間節症」「グルコサミン・コラーゲンのサプリメント」)
(2008/07/03)
通信vol.11(「花粉症」「ベースサプリメント」)
(2008/04/30)
通信vol.10(「顔の痛み」「サプリメント一覧」)
(2008/04/30)
通信vol.9(「頭痛」「無血刺絡(シラク)療法」)
(2008/04/30)
通信vol.8(「足関節痛・足関節炎」「サプリメント外来」)
(2007/10/01)
通信vol.7(「三叉神経痛」)
(2007/08/13)
通信vol.6(「変形性膝関節症」)
(2007/06/01)
通信vol.5(「肩関節周囲炎」「メタボリック症候群」)
(2007/03/07)
通信vol.4(「帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛」「AKA療法」「遠絡療法」)
(2007/01/29)
通信vol.3(「頚椎疾患」)
(2006/11/15)
通信vol.2(「腰痛」)
(2006/09/21)
通信vol.1(当院の来院傾向)
(2006/07/30)