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痛信vol.97「ペインクリニックでしか出来ない硬膜外ブロックについて」、「抗うつ薬を処方されたらうつ病? 」、「病院検索サイトのドクターファイルに院長インタビューが掲載されます」

「ペインクリニックでしか出来ない硬膜外ブロック」

1.硬膜外ブロックとはどのような治療か?


「痛みを取りたいときのために用いられる鎮痛法」です。脳から背骨の中を縦につながって通っている神経の束を脊髄といい、この脊髄を包んでいる膜を硬膜といいます。硬膜の外側の空間は硬膜外腔と呼ばれ、ここには脊髄から枝分かれした馬尾や神経根と呼ばれる神経の枝が手足につながっています。硬膜外ブロックは、この硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して脊髄神経に麻酔をかることで、痛みの感覚を脳に伝達する働きを遮断(ブロック)する治療です。

2.なぜ硬膜外ブロックは効くのか?一時的な痛み止めでないのか?


「痛み」は一般的に体に有害な刺激が脳に伝わると生じます。その刺激が続くと、交感神経が興奮して、血流障害を招き、筋肉が緊張し、痛みを発生する「発痛物質」が造られます。そうなると、元々の刺激に「発痛物質」という新たな刺激が加わって、痛みが増々頑固になります。これが「痛みの悪循環」と呼ばれる現象で「慢性痛の原因」です。硬膜外ブロックはこの「痛みの悪循環」により生じる「慢性痛」にも効果が期待できます。なぜなら、硬膜外ブロックは、痛みを脳に伝える異常な興奮状態を鎮め、痛みを緩和させ、自律神経が麻酔されることで、血管が太く拡張し、血流が改善し、発痛物質が洗い流されること(ウォッシュアウト効果)で、繰り返す痛みを起こしにくくするからです。また、硬膜外ブロックは、運動神経の異常な興奮も鎮めるため、筋緊張がゆるんで、筋肉の痛みも緩和されます。このように、強い痛みや持続痛の増強を遮断することで、「痛みの悪循環」や「痛みの慢性化」を防ぐため、硬膜外ブロックは、「一時的な痛み止め」でなく、「根本的解決」を目指して行います。

3.硬膜外ブロックは頭部以外の全身の痛みに有効!


脊髄神経は頚部から足先まで支配しているため硬膜外ブロックは頭部を除く全身の痛みによく効きます。硬膜外ブロックは緩やかな効果の「内服」と即効性の期待できる「手術療法」の中間に位置づけられ、内服治療より即効性が期待できます。また、内服薬は全身作用の一部として効果を及ぼすため、いろいろな臓器への影響が少なからずありますが、硬膜外ブロックは麻酔薬を注入する位置と量を調整して、痛みに関与する脊髄神経だけに治療効果を発揮するため、そのような心配はありません。これらが頭部以外の全身の痛みに硬膜外ブロックをお勧めする理由です。

4.かわたペインクリニックならではの硬膜外ブロックの特徴!


硬膜外ブロックは、疼痛管理を専門としている医師又は経験のある医師が使用することが定められており、ペインクリニックならでは治療となります。硬膜外ブロックは、特に手技が複雑でより高度な技術を必とする治療法であるため、当院では日々医療技術の向上に努め、「痛くない安心安全な硬膜外ブロック」を目指し、画期的な治療技術の革命を行いました。硬膜外ブロックの注射針を22ゲージ(採血くらいの細さ)から27ゲージ(予防接種くらいの細さ)に細くすることに成功しどこよりも細い注射針で硬膜外ブロックが実施可能となっています。硬膜外ブロックは高度な技術と経験を有する治療ですが「痛くない安心安全な硬膜外ブロック」は当院ならではの治療と自負しています。当院の硬膜外ブロックの特徴は、次の通り。
^多粥蔽躰与砲鮖匹皇砲澆少なく安心して受けられる)
安全(組織障害や出血が少なく安全性が向上)
スムーズ(直前の局所麻酔がなくなり2→1工程になった)

「抗うつ薬を処方されたらうつ病?」


向精神薬とは、中枢神経に作用し、精神機能に影響を及ぼす薬物の総称です。分類としては、抗精神病薬(主に統合失調症の治療薬)、気分安定薬(主に双極性障害の治療薬)、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬、精神刺激薬、認知症治療薬などがあります。一般に安定剤と言われているものは抗不安薬のことで、導入剤と言われているものは効果時間の短い睡眠薬です。これらも向精神薬です。
1. 「抗うつ薬を処方されたらうつ病ですか?」
「抗うつ薬を処方されたらうつ病ですか?」と尋ねられることがあります。実はそうとは限りません。抗うつ薬は、主にうつ病と不安症の治療薬と位置付けられており、パニック症、社交不安症、強迫症など不安に関わる病気の中心的な治療薬としても用いられています。また依存のない不眠の治療薬として使われるものもあります。他方、うつ症状のある状態でも、その原因によっては抗うつ薬以外の薬を用いることもあります。
2.‘薬物依存になるのが怖い!’
‘薬の依存が怖い!’と感じている患者さんは少なくありません。すべての向精神薬に依存の副作用があるわけではなく、抗うつ薬にも依存の副作用はありません。近年、薬物依存の原因薬物としてベンゾジアゼピン系薬剤が注目されています。同薬は、現在多くの抗不安薬、睡眠薬として使われています。大量に飲んでも直接命にかかわらないため、これまで安全な薬として治療に用いられてきました。睡眠薬として長く安定して服用されている方では、変更によって、調子を崩すリスクを冒さず、そのまま継続する場合もあります。
3.痛みの治療にも抗うつ薬や抗てんかん薬が用いられる!
向精神薬の分類を超えた使用はいくつもあり、分類の名前と薬の治療対象とする疾患名や症状は必ずしも同じとは限りません。痛みの治療に抗うつ薬や抗てんかん薬が用いられるのもそのような使用の一例です。「分類としての名前」に過度に捉われず「その薬がどのような目的で使われているのか」、「どのような効果の特徴があるのか」、「どのような副作用があるのか」、を正しく知ることが、治療効果を高めること、言い換えれば、症状がより改善することに繋がります。

病院検索サイトの「ドクターファイル」へ院長インタビューが掲載されます!


病院検索サイトの「ドクターファイル」へ掲載して頂けるとのことで、院長が取材を受け取材風景や院内を撮影して頂きました。また、ご一読ください。

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通信vol.56(「かわたペインクリニックの取り組み〜て端譴閉砲澆亮N邸繊廖◆峭堝伊椣未旅佑方」)
(2015/09/05)
通信vol.55(「かわたペインクリニックの取り組み〜4擬塒預莪貅腟繊繊廖◆崢砲澆粒稜Ч坩戞)
(2015/07/01)
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通信vol.53(「かわたペインクリニックの取り組み〜ゝ蚕冓圈繊廖◆屬△覆燭猟砲澆帽△里弔えはないですか?」)
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(2011/03/09)
通信vol.28(「花粉症◆廖嵜肝兎皺覆凌翰療法」) 
(2011/01/13)
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