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通信vol.41(「漢方薬の良く効く症例紹介“”痛”と“▲船奪症”」、「心療内科におけるパニック障害の治療について」)

漢方薬の良く効く症例の紹介 “”痛”


〕莟,泙任侶舒沺(58歳 女性)
足を曲げ伸ばしすると両膝に痛みがあり整形で変形性膝関節症と診断された。湿布や痛み止めを処方されたが良くならず、夜中にうずくような痛みと熱がある炎症性の関節痛を繰り返し水がたまることもある。
最近では外出もままならない状態で、途方に暮れ来院された。
⊆N天于
熱があり炎症をおこしている膝関節痛の場合ペインクリニックの中心的治療である神経ブロック療法が実施できないため、湿布や消炎鎮痛剤か、水を抜くしか対応できないと思われていました。しかし、ゞ表蠅貿がある炎症性の膝関節痛には漢方の越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)が非常に効果があるということ、膝に水がたまるのは体内の水分の巡りが悪く、漢方でいう「水毒(すいどく)」の状態で、水毒の改善には、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)が最も効果があるということを説明し、この2種類の漢方を処方したところ、1カ月で痛みが治まり、2カ月後には膝に水もたまらなくなって、喜ばれた。
9融
西洋医学的に治療方法が限られる場合、体質や症状にぴったり合った漢方薬を使えば驚くべき効果をあげることがあります。漢方を正しく処方できる医師に相談することが大切です。

通信vol.41(「漢方薬の良く効く症例紹介“”痛”と“▲船奪症”」、「心療内科におけるパニック障害の治療について」)

漢方薬の良く効く症例の紹介 “▲船奪症”


〕莟,泙任侶舒沺(20歳 男性)
子供の頃から、瞼が痙攣し顔がゆがむチック症状が現れた。年齢が上がると共に、症状が緩和していたが、最近、就職による環境の変化でチック症状が再発。他院で抗不安薬を処方されるが、薬の副作用によるふらつきや胃痛で仕事にならず、当院が西洋医学・東洋医学不問の心療内科併設クリニックと知り来院された。
⊆N天于
ストレス等によって肝気が高まると、瞼や顔面の痙攣、手足の痙縮といったチック症状が起こることがあります。これらの症状を改善する漢方薬を抑肝散(よくかんさん)といいます。この漢方薬は神経の高ぶりを鎮め、筋肉のこわばりやつっぱりを緩めて心と体のバランスを保つのに役立ちます。抑肝散の服用から1ヵ月で瞼の痙攣や顔のゆがみもなくなり、薬の副作用によるふらつきや胃痛もないので休職せずに勤続でき喜ばれた。
9融
漢方薬は植物の根や茎や種など、自然界にあるものが主な原料となっているため、西洋薬と違い、副作用が少なく安心して服用することができます。又、症状を緩和するだけでなく根本から体質を改善するのにも役立ちます。即効性も期待でき、自然の力で病気を治すという点も魅力の一つです

通信vol.41(「漢方薬の良く効く症例紹介“”痛”と“▲船奪症”」、「心療内科における“パニック障害”の治療について」)

心療内科における“パニック障害”の治療


★パニック障害について★

1.パニック障害とは?
突然何のきっかけもなく動悸・息切れ・呼吸困難・めまい・吐き気等のパニック発作が起こり、これが何回も繰り返し起こる病気です。動悸・息切れは誰でも経験しますが、パニック障害の特徴はパニック発作が特別な原因・理由も無いのに起こるということです。その為「また発作が起こるかもしれない」という不安が常に付きまとい、病気が進行すると一人で外出できなくなるなど、日常生活に大きな支障をきたします。パニック障害を治療せずそのまま放置すると症状が徐々に進行しうつ病などの合併症を起こす事があるので早期治療が重要です。

2.パニック障害の症状
主なパニック障害の症状は次の通りです。
.僖縫奪発作…パニック障害の中心となる症状で、強烈な不安や恐怖感を伴う動悸・息切れ・呼吸困難・めまい・吐き気等の症状が、同時に複数起こり、何回も繰り返します。
⇒輯不安…「また発作が起こるかもしれない」という漠然とした不安が常に付きまとい、パニック発作が改善しても予期不安の症状が残ることがあります。
9場恐怖…以前発作を起こした場所や発作が起きた時にすぐに助けを得られない場所を恐れ避けるようになることです。

3.パニック障害の治療
当院における主なパニック障害の治療は、次の通りです。
〔瑤砲茲觴N邸長海Δ通瑤箙撹坩駄瑤覆匹量瑤鮖藩僂靴謄僖縫奪発作をコントロールします。初めて発作が起きてから2〜3か月以内にきちんと治療を受ける事が大切です。
認知行動療法…パニック障害の原因と考えられる偏った思考パターンを正していく治療法です。悲観的思考パターンを健全な前向き思考パターンと比較し認知の仕方の多様性を示し、楽観的な思考に傾くように導いていきます。
4蕎陲里燭瓩離張槊屠 EFT)…感情解放テクニックで感情的苦痛それに伴う身体的症状を解消するテクニックのことです。不安やパニックなど心理的疾患や、痛みなどあらゆる身体疾患に対し目覚ましい効果をあげています。

通信vol.41(「漢方薬の良く効く症例紹介“”痛”と“▲船奪症”」、「心療内科におけるパニック障害の治療について」)

編集後記


奈良では、早春の風物詩である二月堂のお水取りが行われたら名実ともに春と言われますが、朝晩はまだまだ肌寒い日が続きます。気候も環境も変わる春は心身ともに一番不調を感じ易い季節です。花粉の季節も始まり、インフルエンザや中国の大気汚染も油断なりません。体調に変化を感じたら早期にご来院下さい。

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通信vol.17(「アレルギー疾患」「コエンザイムQ10のサプリメント」)
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通信vol.16(「変形性膝関節症◆廖屮哀襯灰汽潺鵝Ε灰蕁璽殴鵑離汽廛螢瓮鵐鉢◆廖
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通信vol.15(「冷え性」「メディカルサプリメント」)
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通信vol.14(「更年期障害」「ビタミンCのサプリメント」)
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