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通信vol.521(「腰痛の最新治療について」、「自律神経の不調を整えるためには?」)

腰痛の最新治療

1.心因性の腰痛とは?


前回は「腰痛の最新治療」のうち「/牲个両祿欧砲茲觜痛」と「関節や筋肉の機能障害による腰痛」についてお話してきました。今回は最後に「心因性の腰痛」についてお話したいと思います。
最近の臨床研究で、痛みの原因がないのに精神的なストレスや不安から痛いと感じたり、弱い痛みを強く感じたりする心因性の腰痛があることが科学的に確かめられております。
私たちは痛みを脳で認識しています。脳は部位によって様々な働きをつかさどっていますが、最近の研究では、痛みを認識する場所が、人が通常ストレスなどを感じる時に働く場所と同様であることが明らかになってきています。また、脳には痛みを抑制するシステムもあります。精神的ストレスが続くと、このシステムがうまく働かなくなります。痛みが長引くことの多い腰痛では特に心の状態による影響も大きいと考えられています。このような「心因性の腰痛」には、次の治療が有効です。

2.心因性の腰痛の治療について


々海Δ通堯抗てんかん薬
心因性の腰痛には、いわゆる痛み止め(NSAIDs等)
はほとんど効果が期待できません。最近の臨床研究で、心因性の腰痛には「抗うつ薬」や「抗不安薬」が効くことが確かめられています。「抗うつ薬」や「抗不安薬」は、本来は痛みの治療薬として開発された薬剤ではありませんが、痛み止めでは痛みが取りきれない、もしくは、ほとんど効果が期待できない心因性の腰痛に大きな効果が期待できます。
認知行動療法
心因性の腰痛には、「認知行動療法」などの心理的アプローチが有効であることがわかってきました。
「認知行動療法」とは、痛みについての誤った認識を修正する「認知療法」と、痛みと行動の関係を知り、日常生活でできることを増やしていく「行動療法」を組み合わせた治療法です。さらに、患者様自身が「心因性による腰痛」と自覚して治療すれば、より効果があることもわかってきました。

3.痛みと向き合う・痛みと共に暮らす


痛みの治療の目標の究極は「痛みゼロ」です。
しかし、慢性の痛みでは「ゼロ」が困難なことがあり、生活の状況に合わせて段階的に目標を設定することが大切になります。痛みの強弱や原因にばかりとらわれ、治療の目的がぼやけたり、精神が不安定になり日常の生活に支障が生じることがあります。痛みの治療は一つの治療や薬剤で簡単に治まる場合もあれば、非常に難しい場合もあります。もちろん、強い痛みを我慢する必要はありませんが、全ての痛みを体から取り除きたくても、出来ないことがあることも理解し、痛みと向き合い、痛みと共に歩む気持ちで生活することも大切になります。

自律神経の不調を整えるためには?

1.ストレス性疾患と自律神経の不調


ストレスによる交感神経の過緊張が長く続くと、自律神経系のバランスが崩れて、慢性疼痛等の心身症や自律神経失調症、うつ病や神経症が起こってきます。ストレス性疾患には、検査しても異常がないが寝込むほどではない、何となく体の調子が良くない、というような病気がたくさんあります。現代医学では、検査しても異常がないと「気のせい」にされ、人の体に備わる自然治癒力を無視し、対症療法に終始することになり、根治しない病気が山ほどあるのが現状です。
その代表が「自律神経の不調」による症状です。

2.自律神経の不調を整えるためには?


これらの「自律神経の不調」による症状の治療には、自律神経系・免疫系・内分泌系機能の調整をする脳の“視床下部”の異常を正さない限り治りません。自律神経の大元である“視床下部”の機能を正常にするためには、ペインクリニックにおける代表的治療の一つである星状神経節ブロックや星状神経節へのレーザー治療が最も効果的な治療法となります。

3.星状神経節ブロックとレーザー治療


星状神経節ブロックとレーザー治療は、体全体の自然治癒力を高める唯一の治療法です。交感神経の過緊張を緩めることで、全身の血行改善を行い、血液中の酸素や栄養分と共に、自然治癒力を助ける免疫物質を全身に供給するのが最大の理由です。星状神経節ブロックは、どこの医療機関でも出来るわけではありません。麻酔科医自体が少ない上、熟練の技術が必要な治療ですが、当院では安心して受けて頂けます。また、注射が怖い言う方に星状神経節ブロックと近似の効果が見られる星状神経節レーザー治療器も完備しています。

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