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通信vol.60「筋膜リリース」「超音波(エコー)ガイド下ブロック注射」「広場恐怖ってなに?」

「筋膜リリース」


最近、テレビ等で話題の「筋膜リリース」についてお話します。 
1.筋膜とは?   
「筋膜」とは、骨や筋肉・内臓・神経・血管などを包む膜で、全身をボディスーツのように覆っているネット状の繊維の膜のことです。体の隅々まで、立体的に支えるために必要で、第二の骨格とも言われ、重要な働きをしています。

2.筋膜性疼痛とは? 
原因不明の痛みは筋膜性疼痛かも?!
日常の動作により筋膜がねじれたり、緊張やストレス・ケガなどにより、筋膜が厚くなったり、縮んで他部位まで引きつったりすることが原因で起こる痛みを「筋膜性疼痛」と言います。

3.筋膜リリースとは?
「筋膜リリース」とは、“筋膜はがし”とも呼ばれ、筋膜が硬くなったり、癒着している筋膜をはがして「筋膜性疼痛」を改善する方法です。
筋膜リリースの効果は次の通り。
…砲濂鮠
体の歪み解消
O掲冓の排泄
ぅ螢鵐僉Ψ豈佞僚朶弔鯊タ
ヂ綣佞慮上など

★当院における筋膜リリースは下記の通りです。
|躰佑砲茲覿數譽螢蝓璽后焚宍参照)
⊆蟲擦砲茲覿數譽螢蝓璽

「超音波(エコー)ガイド下ブロック注射」

★エコーガイド下ブロック注射とは?


近年エコーガイド下ブロック注射が大きな注目を浴びています。
1.超音波(エコー)ガイド下ブロック注射とは?
超音波にて、神経・血管・筋肉・関節などを、リアルタイムに画像で確認しながら行う“ブロック注射(局所麻酔薬を使用した注射)”のことです。針先や薬液の拡がりも確認できるので目的とする)梢神経▲肇螢ーポイント6數讚す屠豎姐个笋修亮囲に正確に薬液を注入することが可能です。

2.なぜ最近急速に普及してきたのか?
超音波の画像解像度の向上により、エコーで神経も抽出できるようになったのをきっかけに、超音波ガイド下ブロック注射が疼痛管理の一つとして、最近、急速に普及しています。

3.従来のブロック注射との比較
従来のブロック注射は骨や筋肉を目印に体の特定の位置からアプローチするランドマーク法(医師の高度な知識や技術と豊富な経験に基づく方法で当院では安心して受けて頂けます)によるもので、エコーに比べ短時間で施行できますが、エコーを併用することで、さらに安全に効果的になります。

4.エコーガイド下ブロック注射の長所
.譽鵐肇殴鵑任錣らない血管・神経・関節・筋肉・腱が診れる
∪刺針の位置や局所麻酔薬の拡がりが客観的にわかる
神経損傷のリスクがなくより安全で効果のあるブロックが可能
ざ表衙秧賁瑤侶豐標軛軻による局麻中毒の危険性がない
ゥ譽鵐肇殴麋鑁がなく、体への影響がない

★当院におけるエコーガイド下‘ブロック注射’


5.当院におけるエコーガイド下‘ブロック注射’
.┘魁璽イド下‘末梢神経ブロック注射’
末梢神経に薬剤を作用させ一時的に神経機能を停止させる治療。エコーで神経が抽出できるようになり、より大きな鎮痛・血行改善・筋弛緩効果や痛みの悪循環を断ちきる効果がある。

▲┘魁璽イド下‘トリガーポイント注射’
痛みの引き金となっているトリガーポイントに局所麻酔薬を注入する方法。エコーの進歩によって、痛みの元となる筋肉のしこり(8割がツボと一致)であるトリガーポイントが鮮明に見えるようになったことで、より正確なトリガーポイント注射が可能。

エコーガイド下‘筋膜リリース注射’
筋膜に局所麻酔薬を注入することで、筋膜の癒着をはがし、痛みを改善する治療。超音波で筋膜の位置を確認しながら確実に筋膜リリースすることができる。又、エコー上白くみえる筋膜で特に厚くなっている所に高率でトリガーポイントが存在することがわかっており、さらなる疼痛緩和が期待できます。

ぅ┘魁璽イド下‘硬膜外ブロック注射’
硬膜外ブロック初回施行前に、エコーで針をどのように進めるか、いかに安全に針先を神経近くまでアプローチさせるかを検討することで、効果・確実性・安全性がさらに向上します。

★この技術を習得しているペインクリニックはまだまだ少数派です。当院では、超音波ガイド下ブロック注射という最先端技術を取り入れています。興味のある方は、ぜひご来院下さい。

「広場恐怖ってなに?」


1.広場恐怖とは?
初めて聞いた方は 「‘広場恐怖’=広い場所が怖いこと?」と思うかもしれませんが、とてもたくさんの内容を含んでいます。前回号で紹介した「‘パ二ック発作’を経験した人が‘特定の場所や状況’を避けるようになること」を‘広場恐怖’と言います。

2.広場恐怖の原因とは?
何度もつらい‘パニック発作’を経験したために、過去にパニック発作が起きた場所に行くことで、「またあの恐ろしい発作が起きたらどうしよう」という強い不安が生じるためです。この強い不安を‘予期不安’と言い、発作そのものへの恐怖の他に、
発作に関連した以下のような恐怖も含まれます。
●死んでしまう?
●気を失う?
●車で事故を起こす?       
●誰も助けてくれない?
●発作時すぐに逃げ出せない?  
●何か重大な病気? 
●取り乱し人前で恥をかく?     
●他人に迷惑をかける?

3.‘広場恐怖’はどのような場所・状況を避けるのか?
発作が起きたときにすぐに助けを求められなかったり、逃げ出せないような場所を避けるようになります(例えば下記)。
○電車
○バス
○美容院
○歯科
○映画館
○会議
○渋滞
○講演会
○長いトンネル
○高速道路
○人ごみ
○行列

4.広場恐怖の症状
症状が軽い場合、ある特定の1つか2つの状況を避けるだけで、通勤・通学・買い物もでき、日常生活はほぼ問題なくできるケースもあります。一方、重い場合は、ほとんどの交通機関が利用できず、近場の最低限必要な場所にしか出かけられないこともあります。

5.広場恐怖の治療
‘広場恐怖’で1人悩んでいませんか?パニック障害は、悪化する前に、適切な治療を受けることで改善できる病気です。まずは、医師に相談してください。

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通信vol.16(「変形性膝関節症◆廖屮哀襯灰汽潺鵝Ε灰蕁璽殴鵑離汽廛螢瓮鵐鉢◆廖
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