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通信vol.51(「腰痛の最新治療△砲弔い董廖◆嵜臾音間・睡眠リズムメカニズムの話について」)

腰痛の最新治療△砲弔い


前回は「腰痛の最新治療」のうち「/牲个両祿欧砲茲觜痛」についてお話しました。今回は「関節や筋肉の機能障害による腰痛」について、お話したいと思います。

関節や筋肉の機能障害による腰痛について


21世紀になり、腰痛の常識が変わり、画像主体の腰痛治療を見直し、腰痛をより正しく見分けて治療する必要が出てきました。実際に、画像の病変の通り、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症である場合は当院では硬膜外ブロックが非常に有効です。しかし、それでも症状が回復しない場合、画像の病変が原因ではない腰痛と考えられます。このように腰痛の原因が椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症ではないのに、従来の画像主体の診断のためにそう診断されている人がたくさんおられます。これらの腰痛の多くは「仙腸関節」という腰痛治療のカギを握る関節がねじれてひっかかり、関節の周りの筋肉が凝り固まり動きが悪くなったせいで、痛みやしびれが起こっています。これを仙腸関節の機能障害と言います。この仙腸関節のひっかかりやねじれを修復しない限り、関節の動きは元に戻りませんし、そのまま放置しておくと、骨盤の後ろ辺りの腰に強い痛みが出現し、太ももの裏側から足先のしびれや痛みが生じます。一般的に、椎間板ヘルニアなどに特徴的な症状とされてきた痛みやしびれの大部分が仙腸関節の機能障害による可能性があります。又、仙腸関節は、従来「動かない関節」と信じられてきました。「動かない関節」には“機能障害は起こらない”だから“腰痛の原因になるはずがない”というのが、医学界の定説でした。しかし、現在は、仙腸関節は「動く関節」で、これらの仙腸関節のひっかかりを元通りに戻してあげれば、仙腸関節の機能障害は治るという考えが主流になってきました。

関節や筋肉の機能障害による腰痛の治療について


これら「仙腸関節」という腰痛治療のカギを握る関節のねじれやひっかかりを正常にし、「仙腸関節」の周りの筋肉のコリを緩和する当院の治療には、次のような治療があります。
/牲丱屮蹈奪注射
関節近くに局所麻酔を注射すると、関節が緩み関節の動きが正常になります。できるだけ仙腸関節の近く
に注射するには高度な経験と技術が必要です。
▲肇螢ーポイント注射
筋肉が凝り固まった場所をトリガーポイントと言い、そこを刺激すると筋肉のコリが緩和します。体に数多くあるトリガーポイントの中から痛みの原因となるポイントを的確かつ迅速に探し出すのは容易ではないため、高い経験と技術を有する治療です。
4慇瓩瞭阿を正常にする手技療法
確かな東洋医学理論に裏づけされた手技療法を用いて関節の動きを正常にする治療を実施することによって、関節が原因で起こる痛み・しびれを取り除き、関節の運動障害を改善します。西洋医学ではカバーできない「痛み」の治療が可能です。

睡眠時間・睡眠リズムの話について


‘夜型’であっても、‘早寝早起き’であっても、その人の生活リズムや体調に支障を来していなければ、特に問題にはなりません。しかし、‘不眠症で悩んでいる方’や‘体に不調を感じている方’の中には、この睡眠時間・睡眠リズムが大きく関わっていることがあります。
関係しているかもしれないなと思ったときは、
”枌弔貌る時間
⊆尊櫃北欧蠅貌る時間
L椶覚める時間
ど枌弔ら出て起きる時間
そして学校や仕事に行く人は、
サ戮澆瞭に起きる時間
を意識してみてください。

具体的な症例


Aさん:
夜12時に布団に入るが、目がさえて4時まで眠れない。
7時に無理やり起きて学校に行くが、めまい、ふらつき、頭痛がある。休日は11時まで寝ている。

Bさん:
早く寝たいので夜8時に睡眠薬を飲んでいるが、なかなかすぐには眠れない。朝7時まで寝ていたいのに、4時に目が覚めて、そこから先が眠れない。

AさんもBさんも、睡眠リズムがずれていたり、体が必要としている睡眠時間と実際の睡眠時間(希望する睡眠時間)との間にギャップがある。

<Aさんの解決法>
つらいけど、毎朝決まった時間にがんばって起き続けましょう。そして朝の太陽の光を浴びましょう。朝の光は体内リズムを修正してくれます。不規則な生活、夜更かしをしないよう努力しましょう。続けることで症状が軽くなることがあります。

<Bさんの解決法>
希望の起床時間を決めましょう。そこから6〜7時間引いた時間が最適な就寝時間です。その時間までがんばって起きてみましょう。どうしても早く寝てしまう場合には、寝てから6時間後に目覚めても、そのようなものかなと思うようにしましょう

編集後記


当院は、今年の11月1日でお陰様で11周年を迎えます。当院では、痛みの治療を軸として院内での時間・空間全てが治療という考えを持ち、患者様一人一人を大切にするきめ細かいサービスを心がけています。今後とも「痛みのことなら“かわたペインクリニック”」とより多くの方々に思って頂けるようさらに努めて参りたいと思います。これからもどうかよろしくお願いします。どうか痛みを我慢しないで、日常的な痛みから難治性の痛みまで、当院にご相談ください。

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