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通信vol.68「作業療法の症例(手指の症状でお悩みの方)について」「帯状疱疹ワクチンについて」「症状○○はどんなとき強まりますか?の応用編〜不安障害編〜」

「作業療法の症例(手指の症状でお悩みの方)について」

1.手指がうまく動かせない 〜作業療法編〜


(1)来院までの経緯 (65歳 女性)
右上肢に帯状疱疹後神経痛を発症。それに伴い、右手の第3関節(指と掌をつなぐ関節)が曲がりにくく物をつまんだり出来なくなった。利き手なので、お箸を持ったり服を着替えたりすることが困難で字も書けず非常に困られていた。
(2)治療経過
上肢の帯状疱疹後神経痛の治療として、注射と投薬を併用
しながら、手指の作業療法を開始しました。週2回、1回につき20分の下記の作業療法を実施しました。
…砲澆砲茲蟷箸錣瑳紊辰討靴泙辰深蟷悗龍變呂鮑邏販屠〇里動かし、様々な運動療法を行うことで筋力を回復する。
∈邏販屠〇里手技で硬くなっている手指の筋緊張を和らげ、血流を改善するためにストレッチを行う。
8果持続と再発予防に自宅でできる自主訓練を指導。
(3)考察
作業療法は主に「首・肩・上肢・手指」の手技療法を行います。特に「手指」の手技療法は作業療法士のみが実施することができます。当院では、従来の理学療法士の他に、新たに、作業療法士が加わり、手指の手技療法が可能となりました。手指の症状でお困りの方
は、ぜひ、スタッフにお声かけください。

「作業療法の症例(手指の症状でお悩みの方)について」

2.手指に力が入らない 〜作業療法編〜


(1)来院までの経緯(73歳 男性)
左前腕骨折の治療のため長期に安静にしていたので、
手指を使う機会が少なく動かさないことで両手指の第1・2関節が曲がらなくなり力が入らず日常生活が不便で来院された。
(2)治療経過
病気やケガのためにベッドなどで長期間安静にしていることで特定の器官に障害が起こることを“廃用症候群”と言います。特に、高齢者の方の場合、体力が落ちると活動性が低下し、思うように動けなくなります。今回は前腕の骨折により手指に障害が起こったので、週3回、1回につき20分の下記の作業療法を実施しました。
〆邏販屠〇里手技により硬くなっている手関節をゆるめ、手関節の可動域を改善する。
¬着している腱や靭帯を作業療法士が手技によるストレッチでゆるめる。
8果持続と再発予防のために、自宅でできる手関節の可動域訓練、腱や靭帯の運動療法を指導。
(3)考察
手指の症状でお悩みの場合、作業療法士による手技が非常に効果的です。主な効果は次の通りです。お試し下さい。
ー蟯慇瓩硫墜旭茲硫善、
⊆蟷悗龍變呂硫麌
L着している手指の腱や靭帯をゆるめる
ぜ蟷悗龍擽枋ゴ墨臓Ψ賣改善、 
ゼ主訓練を指導

「帯状疱疹ワクチンについて」


当院では帯状疱疹ワクチンの接種が可能です。
\楴鑁齢⇒50歳以上
効果⇒帯状疱疹予防、
帯状疱疹は80歳までに約3人に1人がかかる身近な病気でワクチンで予防できる感染症です。50歳になったら帯状疱疹ワクチンを接種しましょう。ご希望の方は、ぜひご来院ください

「症状○○はどんなとき強まりますか?の応用編〜不安障害編〜」

痛みやしびれ以外の体の症状(例:動悸の場合)


今回は痛みやしびれ以外の体の症状で‘動悸(=胸がドキドキする)’を例に「症状○○はどんなとき強まりますか?」の有効活用を紹介します。特に心ときめいていないのに動悸が強まると‘病気?’と考えて内科を受診する事があります。しかし、そこで「異常ありません」と言われた時‘何か病気を見逃されたのでは?’と思い、別の内科を受診する人もいます。そして、いくつもの内科で「異常なし」と言われ続けている間に‘私の病気は
大きな病院でしか見つからない特殊な病気では?’という考えに進化し、出口のない迷路に迷い込んでしまう人もいます。
動悸が頻繁に起きてつらいのに何度内科を受診しても異常がないと言われた時あの言葉を思い出して下さい。
★「動悸はどんな時に強まりますか?」
‐評が動作に関係のあるとき
●階段や坂道を登る時
●早歩きした時・・・など     
 ↓
内科疾患が隠れているかも?
 ↓
内科へ

⊂評が動作に関係のないとき
●人の多い所・美容院・仕事に行く時、
●人前で話す時
 ↓
メンタル疾患が原因かも?
 ↓
心療内科・精神科へ

痛みやしびれ以外の体の症状〜不安障害〜


動悸以外の身体症状でも、実はメンタル疾患から起きるものがいくつもあります。中でも、不安障害と呼ばれるグループでは、動悸、発汗、息苦しさ、窒息感、胸部の不快感、嘔気、腹部症状、めまい感、ふらつく感じ、寒気、熱感、うずき感など、実は様々な身体症状を起こすことが知られています。
身体症状がメンタルから起きている時‘体が原因’
という考えに捕らわれ続けてしまうと、循環器・呼吸器・消化器・神経内科、脳外科、耳鼻咽喉科などを繰り返し受診する迷路が始まってしまいます。
「症状○○はどんなとき強まりますか?」を使って、起きる場所や場面に共通点を自ら見つけることができれば、その症状の特徴を正しく知ることができます。そうすると適切な治療に繋がることができ、迷路から抜け出すことができるのです。

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