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通信vol.34(「自律神経失調症と冷え症の症例」「社交不安障害」)

自律神経失調症の症例


〕莟,泙任侶舒沺(47歳 男性)
仕事の過労と家庭内の問題が重なり、数年前から目まいを頻繁に感じるようになり、さらに慢性的な頭痛と微熱が生じるようになりました。いくつかの病院で検査しても異常なく最終的に自律神経失調症と診断された。薬を大量に処方されたが良くならず、ワラにもすがる思いで、ホームページにて当院を調べ来院された。
⊆N天于
自律神経失調症は薬を飲めば治るという単純なものではなく、様々な治療を組み合わせアプローチする必要があります。まず交感神経優位となった自律神経のバランスを正常に戻す星状神経節ブロックを行いました。又、ストレスなどの個人的な問題が治療に関ってくるので、当院の心療内科でじっくり症状や悩みを聞きながら各種心理療法の中から合うものを実施し、ぐるぐる周囲が回るような回転性めまいと微熱の症状がましになった。
9融
自律神経失調症はいくつもの症状を抱え、気のせいにされたり周囲に理解してもらえなかったり、病院にいってもはっきりした原因がわからず、本人にとって非常に苦しい病気です。体と心の両面に原因があったり、症状も体と心の両方に現れたりするので、心療内科的アプローチもとても重要となります。

冷え症の症例


〕莟,泙任侶舒沺(37歳 女性)
冬だけでなく夏でも冷房下で冷えを感じ靴下が手放せない。運動しても手先だけ冷たく、夜も足先の冷えのためなかなか眠れず万年寝不足で朝から体がだるくてとても辛い。複数の病院に行ったが血液検査等は異常なく、自律神経失調症からくる冷え症と診断を受け、ビタミン剤等の薬を処方された。しかし、症状はまったく改善されないままで、もう治らないのではと諦めていた時、友人の勧めで当院を知り来院された。
⊆N天于
血管の収縮と拡張を受け持っている自律神経の調整がうまく出来なくなり冷え症になるので、自律神経のバランスを正常に戻す最も有効な治療法である星状神経節ブロックを行いました。また、不眠症状もあるため、当院の不眠外来にて睡眠に対する正しい知識や生活習慣に関する睡眠障害対処の指導を行い、冷えと不眠の症状が緩和したと喜んで頂きました。
9融
自律神経失調症の人は大半が冷え症です。血液循環
が悪く低体温のためさまざまな不定愁訴(不快な自覚症状)が現れます。体温が一度下がると免疫力が30%低下すると言われ冷え症は万病の元です。冷え症の解消が自律神経失調症の改善の早道ともいえます。

社交不安障害


<社交不安障害>〜当院心療内科より〜
社交不安障害とは、多くの人の前で話をする時や初対面の人に挨拶する時などに強い不安や恐怖を感じ、こうした状況を避けようとするために、社会生活や仕事に支障を来してしまう“心の病気”です。
●下記の症状を感じたり、困ったことはありませんか?
1.人前で朗読したりスピーチした時につまってしまい学生時代から自己紹介が苦手だった。
2.会議が苦手でうまく話すことができない。また会食などで、何を雑談していいかわからない。
3.同僚・同級生にも遠慮してしまい反対の意見を言えない。人前で緊張したりドキドキしたりすることは誰にでもあります。
しかし、その緊張や不安によって、生活に支障をきたしていれば、それは社交不安障害かもしれません。
近年、社交不安障害はセロトニン等の脳内の神経伝達物質の働きが低下して、不安を感じやすい状態となっていることが原因と言われるようになり、適切な治療によってよくなることが知られるようになりました。
 薬の治療としては、一部の抗うつ薬に効果があると言われており、1年以上服薬することがすすめられています。又症状に合わせて、抗不安薬なども併用することがあります。行動療法としては、診察場面で目標を考え不安の小さなものから練習していくこともあります。性格や気持ちの問題と思い、悩みや苦しみをなかなか相談できない人もいます。また社交不安障害は、うつなど他の心の病気と併発していることもあります。気になる症状がありましたらお気軽にご相談下さい。

スタッフおすすめ治療『骨粗鬆症の検査と治療』


骨粗しょう症の検査と治療について
(スタッフ 稲葉尚子)
私は骨粗しょう症予防のために骨密度の検査を半年に一回受けています。早期に骨量低下を発見するためです。40代以降、女性ホルモン及び骨量が急激に低下する上、骨量低下による胸椎圧迫骨折が
寝たきりになる主原因だそうです。最近では1ケ月に1回だけ内服でよい骨粗しょう症新薬も出ています。簡単な検査ですので早期発見のためお勧めします。

編集後記


 謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 当院が患者様にとって“体と心の痛みのかかりつけ医”となることができるよう、総合的な痛みの治療を目指し麻酔科と心療内科の併設クリニックとして今年も地域医療に貢献していく所存です。

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