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通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)

最近の痛みの治療について

1.痛みとは?ペインクリニックとは?.


…砲澆箸蓮
痛みは、身体に異常を知らせる警告反応として大切な役割がありますが、痛みの原因が明確になった後も続く痛みは、有益な存在から、不必要でさらには有害な存在となります。
警告の役割を終えた痛みが長く存在すると、より強い痛みや新しい痛みが現れ、いわゆる「痛みの悪循環」が生じます。
痛みが長期化すると、私達の生活の質(QOL)が低下します。
▲撻ぅ鵐リニックとは?
ペインクリニックとは、このような不要かつ有害な痛みを取り除く治療を行う“痛みの専門クリニック”です。日本では昭和30年代後半から多くの麻酔科医が痛みの治療に取り組み、現在では、患者様のQOLの維持と向上を最終目標に痛みを取り去ることをペインクリニックの大きな目的としています。

通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)

最近の痛みの治療について

2.「画像診断では見つけられない痛みの原因」と「痛みのほとんどは原因不明」


_菫診断では見つけられない痛みの原因
最近、画像検査だけでは全ての痛みの原因をみつけることができないと言われます。「画像が全て」と思っている人が未だに多いですが、画像検査の所見だけで判断してしまうと治せるはずの原因を見落とす恐れがあるばかりか、症状改善に結びつきにくい無用な治療を行う危険性すらあります。
痛みのほとんどは原因不明
痛みの中には明確な原因がわからないものが多いのも現状です。例えば、腰痛の約8割は原因不明とも言われ長引く痛みに医療機関を転々としてもその大半は原因がはっきりせず症状を抑えるだけの治療に終わる事も多いと言います。

通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)

最近の痛みの治療について

3.最近の痛みの治療


現在、画像診断では見つけられない又は他の検査で異常がない原因不明の痛みには多角的アプローチが必要と言われています。当院では神経ブロック・薬物・理学療法はもちろん西・東洋不問の手技療法や心理療法等を用いた診断的治療が可能です。又、慢性痛は原因が一つとは限らず、骨・神経・筋肉・関節の障害の他、心理(不安・うつ)・社会(家族・休業)的要素が複雑に絡み合い、さらなる不要な痛みを生みます。痛みに固執しすぎて痛みを慢性化させている重要因子を見落としがちですが、その原因に気づかない限り痛みはなくなりません。この様に慢性痛は様々な要素の複合的な痛みであるため身体面と精神面の総合評価が可能な複数の職種が合同で治療する集学的医療の必要性が昨今さけばれています。当院では麻酔科医・精神科医・内科医・理学療法士・心理療法士・看護師などを配置し、これら専門職がそれぞれの観点で痛みを評価し、全職種が合同で治療方針を検討し決定しています。当院では痛みの多角的評価と集学的アプローチが可能ですのでぜひご相談下さい。

通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)

睡眠薬のQ&Aについて


「睡眠について知っていると役立つこと」の記事の中で“近年日本での睡眠薬処方は一貫して増加を認め、2009年時点で3か月に1度処方を受ける成人は4.8%”と紹介しました。必然的に睡眠薬に関する疑問や質問をお持ちの方も増えていると思うので、今回はよくあるQ&Aをいくつか紹介します。

Q 睡眠薬によって効果も違うのですか?
A 作用時間の長さ(効果の持続時間)は薬剤ごとに異なり、…驚算間作用型、短時間作用型、C羇嶌醉儼拭↓つ校間作用型に分類されます。不眠症のタイプ(寝付きが悪い、夜中に目が覚めて二度寝がしにくい、朝早く目が覚めるなど)に応じて適切な睡眠薬を使い分けるのが一般的です。

Q 睡眠薬は服用してからどのくらいで効果が出ますか?
A 服用してから効果が出るまでの時間は薬剤間でそれ程大きな差はなく多くは服用してから10分〜30分後に眠気が生じてきます。そのため就床直前に服用するようにしましょう。

Q 睡眠薬、睡眠導入剤、安定剤の違いは何でしょうか?
A 睡眠導入剤という名称は睡眠薬のなかでも作用時間が短いタイプの薬剤の総称として便宜的に付けられたもので、両者の間に本質的な違いはありません。これに対して(精神)安定剤は抗不安薬とも呼ばれ、不安症状の緩和を目的として用いられます。抗不安薬は就寝前の緊張をほぐして眠りやすくするために睡眠薬代わりに用いられることもあります。

Q 睡眠薬はいつ服用すればよいでしょうか?
A 睡眠薬服用後に就床しないと、寝付くまでの間の出来事(行動や会話)の記憶がなくなることがあり、一部の薬には脱力やふらつき等の副作用があります。睡眠薬服用後の転倒
を避けるためにも服用後は速やかに就床するようにしましょう。

通信vol.45(「最近の痛みの治療について」、「睡眠薬のQ&Aについて」)

編集後記


11月1日で当院はお陰様で10周年を迎えました。開院当初は“奈良市で初めての痛み専門クリニック”ということもあり“ペインクリニック”という存在もあまり周知されていませんでしたが、今では大変多くの皆様に日々ご来院頂いております。「痛みのことなら“かわたペインクリニック”」とより多くの方々に思って頂けるよう努めて参ります。また、“地域の皆様に愛され患者様に寄り添えるクリニック”を目指して参りたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

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