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痛信vol.84「帯状疱疹とは?」

1.「帯状疱疹とは?」


1.帯状疱疹とは
帯状疱疹とは、水疱瘡のウイルスが原因で発症する疾患です。主に子供の頃に感染した水疱瘡ウイルスが脊髄近くの神経の中に潜伏していて、普段は免疫力により活動を抑制されているのが、加齢・ストレス・疲労等により免疫力が低下してしまうと、ウイルスが活動を再開します。増殖し始めたウイルスは、神経の流れに沿って皮膚まで移動して、皮膚症状や痛みを起こします。日本の成人約9割が帯状疱疹の原因の水疱瘡ウイルスを持っていると言われ、帯状疱疹はどなたでもかかる可能性のある疾患であると言えます。

2.帯状疱疹の症状は?


2帯状疱疹の症状は?
帯状疱疹の症状には様々なパターンがあり、皮膚症状(発疹等)が先行する場合もあれば、神経痛が先行する場合もあります(通常体の左右どちらか一方に現れ、好発部位は上腕・胸・背中など)。発疹と痛みが同時に出た場合は診断は比較的容易ですが、「痛みが先行した場合、それが帯状疱疹によるものか」を見極めたり、「早期の皮膚症状が帯状疱疹によるものか」を診断するのは大変難しいです。この場合、役立つのが「オノマトペ」で、当院では擬声音(下記)を用いて適切な診断に繋げるようにしています。
‖咯疱疹の痛み⇒ピリピリ・ズキズキ・チクチク、電気が走るような・針で刺したような・焼けるような痛みなど。
帯状疱疹の皮膚症状⇒水ぶくれ、
赤い発疹、ただれ、かさぶた、瘢痕など。

3.帯状疱疹の後遺症は?


3帯状疱疹の後遺症は?
帯状疱疹の痛みは、皮膚症状が治るにつれ、1ヶ月以内に自然治癒すると言われますが、約3割の方はその後も痛みが続く場合があり、これを「帯状疱疹後神経痛」と言います。帯状疱疹後神経痛は、ウイルスが皮膚までの通り道となる神経線維を傷つけることで起こると考えられ、これを防ぐためには、できるだけ早期に帯状疱疹の痛みの治療を開始することが重要です。ウイルスの増殖を抑える帯状疱疹痛の治療の開始が遅れたり、適切な治療を受けずにいると、帯状疱疹後神経痛に移行するだけでなく、全身症状が後遺症として残る場合(頭痛、発熱、視力の低下、難聴、腕が上がらない、麻痺、排尿障害など)もあり、できるだけ早期に帯状疱疹の痛みの治療開始が必要です。
★帯状疱疹のメカニズム
1. 水疱瘡(みずぼうそう)を発症
主に子供の頃に水疱瘡ウイルスに感染し、水疱瘡を発症
2. ウイルスが潜伏
水疱瘡が治った後もウイルスは神経節に潜伏し続けます
3. 免疫力が低下
免疫力低下(加齢・ストレス・疲労等)でウイルスが活動再開
4. 帯状疱疹を発症
増殖ウイルスが神経を通り皮膚へ移動して帯状疱疹発症
5. 帯状疱疹後神経痛
ウイルスが通り道である神経線維を傷つけ長期痛みが続く

痛信vol.84「痛みの原因は‘未来’にある?」

1.痛みの原因は“過去”ではなく‘未来’にある?


体のどこかが痛いとき、「なんで痛くなったかな?」と私たちは痛みの原因を考えます。
●腰が痛い⇒いっぱい重たいものを持ったからかな?
●膝が痛い⇒昨日歩きすぎたからかな?
これらの話で共通するのは「持ったから」「歩いたから」と過去のことが原因ではないかと想像しているところです。これは、「痛みの原因は‘過去’にある」という無意識の定義によるものです。さらに、その奥には、‘痛みは体が原因で起きる’という無意識の定義が隠れています。通常、
●腰が痛い⇒明日重たい物を持つ予定だからかな?
とは考えません。
しかし‘痛みは脳が原因で起きる’こともあります。そして、脳で起きる痛みには、いくつかの気分が関係しています。

2.「痛みを強める7つの気分」


以前「痛みを強める6つの気分」という話をした事があります。今はそこに‘嫌な気分’を追加して「痛みを強める7つの気分」で説明しています。
”坩造糞な
恐怖の気分
あせりの気分
しな気分
ゥぅ薀ぅ蕕靴慎な
ε椶蠅竜な
ГΔ弔Δ弔靴慎な
脳で起きる痛みには,「痛みの原因は『過去』にある」という定義は必ずしも正しいと限りません。むしろ「痛みの原因は『未来』にある」ということもよく認められます。
●痛みで休職中⇒復職近づき,ましだった痛みが強まってきた。
●来週旅行で旅先で痛くなったらと心配⇒本当に痛くなってきた。
●もうすぐ夫が帰宅する時間⇒いつもこの時間帯にジワジワする。
7つの気分の中でも、”坩造糞な、恐怖の気分、しな気分は、その対象が‘未来’にあることが少なくありません。
なので、いっぱい重たいものを持つことがとても苦痛であれば、
●腰が痛い⇒明日重たい物を持つ予定だからかな?
ということも十分あり得るのです。
「何もしていないのに痛くなるんです」、
「何で痛くなるかがわからないんです」
という方。一度‘未来’にも目を向けてみてください。
もしかすると未来に痛みの原因が隠れているかもしれません。

痛信vol.84「当院のコロナ ウイルス感染症対策について」


当院では患者様に安心して診察を受けて頂くためにコロナウイルス感染対策を実施しています。 ̄‘發龍気清浄機の稼働・定期的な院内の換気、院内の消毒液による除菌、A乾好織奪佞離泪好着用・頻繁な手指消毒と手洗いなどを実施しています。熱のある方・感染疑いのある方は必ずご来院前にご連絡下さい。

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